飛騨五木グループの金融を担う、すみれ地域信託株式会社が、
全国約1100の事例のなかから錚々たる金融機関様の31選のひとつとして、岐阜選出という地縁ある野田聖子担当大臣より表彰をいただきました。

信託会社としては全国初の地方創生担当大臣表彰受賞となります。

評価いただいた点は、水道管の老朽化に悩む、富山県朝日町笹川地区の深松組と、小水力発電、水道施設事業の信託を使用し、水道管の改修費用を作り出すファイナンスストラクチャーについてです。

朝日町を創業の地とする深谷組の善意に頼るのではなく、地域の自然資本を活用して改修費用を捻出する方法を検討しました。
河川の水を有効利用する小水力発電は、貯水池を作る水力発電よりも自然環境の改変が少なくて済むことと、朝日町集落を流れる笹川は小水力発電に十分な高低差と豊富な水量を有するため、小水力発電に適した地形であると判断しました。

工夫した点は、発電施設を受託者（包括信託口）の名義とすることで、委託者（深谷組）の経営状況は左右されず、倒産隔離機能を持つ信託であれば水道の安定供給にも有効だと判断し、スキームを組んだ点です。
長期にわたるプロジェクトですが、時間がかかっても地域の価値を最大限引き出すことに注力しました。

詳しくはこちらをご覧ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000096835.html

今回の名誉ある賞を励みとし、すみれ地域信託を含めた飛騨五木グループはこれからもなお一層、自然資本を用いた活動に精進して参ります！