
山林売買・不動産
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自然エネルギー
●自社の製材端材をチップ加工し、木質バイオマスボイラーの燃料として温浴施設や自社木材乾燥に熱を供給したり電気を生み出したりしています。
●小水力発電の建設工事にいち早く取り組み、ノウハウを積んできました。自然エネルギー拠点の開発についてお困りの方、お気軽にご相談ください。
日本のエネルギーの自給率は先進国の中でも極めて低く、エネルギー資源のほとんどを輸入に頼っています。そんな中で水力発電は、水資源が豊富な日本が石油などを海外から輸入しないでできる「純国産」の発電方法であり、地域資源を活用しながらクリーンな社会を作る手段として期待されています。
水力発電の中でも特に環境負荷が低いのが「小水力発電」です。小水力発電は、川の流れをそのまま利用するため、大規模のダムを建設して地形や川の流路を変える必要がありません。そのため、水生生物の生息環境に与える影響を限定的にとどめることができるという特徴があります。
流量観測(河川の水量の調査)の様子
生物調査の実施結果一例
日本全国での調査実績
全国各地で適地調査を行い、多数のポテンシャルを把握しています。
可能性調査から着工に至るまで、おおよそ5年という長期間をかけて取り組んでいます。
これまでに培った豊富なネットワークと小水力発電所の開発ノウハウを活かし、責任を持って小水力発電所の開発事業を推進してまいります。
2050年の脱炭素達成に向け、先行的に取り組みを進める地域を選定する環境省の枠組みに、高山市を主体としながら、企画・提案書作成・面接審査対応など採択までサポートを行いました。
グループ内からは、株式会社井上工務店が共同提案者として参画しており、2050年の高山市脱炭素に向けてともにプロジェクトを進めていきます。
「自然エネルギー利用日本一」を目指す高山市が管理する温浴施設「桜香の湯」で、2017年8月から木質ボイラーの稼働を開始しました。自社の製材過程で発生する端材をチップ加工し、木質バイオマスボイラーの燃料として活用、その燃焼から生まれる熱を温泉の加温に利用しています。
この取り組みによって木の良い部分は建材として使い、余った部分をエネルギーに転換しています。木を丸ごとチップとして販売・利用するよりも、木が本来持つ価値を引き出すことができ地域資本の活用の最大化につながると考えています。
飛騨五木の事業