
山林売買・不動産
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人材育成・教育事業
●森で自由な生き方に出会うためのWEBサイト「響 hibi-ki」を通じて、全国各地の農林高校へ出張授業に出向いたり、林業ボードゲームの製作・販売など、林業を知ってもらうきっかけづくりにも取り組んでいます。
「木材が当たり前にある社会」の実現に向けて、森林・林業・木材産業の普及啓発や人材育成が重要だと私たちは考えています。その一方で、都市に人口が集中する現在、多くの人にとって森林は物理的にも心理的にも遠い存在です。出張授業などを行う中で、森林や木材に興味を持ってもらうこと自体が難しいと実感しています。そこで、林業ボードゲームを開発したり、競技型の就業体験イベントを開催してみたり、子どもたちに「面白い!」と思ってもらえるようにさまざまな工夫を重ねながら活動しています。職業選択の一つとしても興味が持てる取り組みを行い、森林業界を担う人材の育成にもつなげていきます。
飛騨高山高校環境科学科と連携し、同校の演習林での伐採から、伐採木の運搬・製材・加工・販売の“川上から川下まで”のすべての流れを生徒自ら体験するプロジェクトを、2016年から毎年実施しています。自分たちが伐採した演習林の木が地域の中でどのように活用されていくのかを知ることで、林業や木材産業について学校での学習と合わせて体系的に学ぶことができます。
また、川下のユーザーはどのような木材を求めているのか、そのためにはどのような森林に育てていけば良いのか考え直すことで、これからの地域の在り方や自身の在り方をも考えるきっかけにもなっています。このプログラムを開始後、林業関連事業体へ就職する人が増えたり、少しずつですが人材育成の成果も出始めています。
メディア事業部の活動の一つとして、森林や林業について誰でも気軽に学べる機会を増やすべく、子どもから大人まで楽しめるボードゲーム「FOREST BALANCEGAME」を開発し、出張授業や森林を活用した体験学習などの森の教育サービスを行っています。身近な森を知ることで、ふるさとと自分自身の未来を考えるきっかけをつくりたいという思いで、こうした活動を継続しています。
飛騨五木の事業