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『ちいきで愛され、旅する五木』
飛騨五木グループの本社所在地 岐阜県高山市は観光地で有名ですが、実は日本一の面積を誇る自治体です。
そのうち92%が山林と言われており、日本一の山林資源を有した自治体です。
しかし、地域で利用される木材の多くが外国産材である現実があり、地域には数多くの自然資本が存在しているのにも関わらず、十分に活用されていないのが現状です。
そこで飛騨高山をはじめとする日本全国の産地の木材がもっと使われていく社会を思い描き、『ちいきで愛され、旅する五木』の理念を掲げ2015年から活動をはじめました。
ちいきで愛され
日本の木材にはそれぞれ、『産地』があります。私たち一人ひとりが、『◯◯県◯◯市◯◯町◯◯番地』と生まれた場所を持っているように、木材一本一本にも生まれた故郷(山林)があります。
私たち飛騨五木グループは、飛騨高山を中心とし、日本各地の魅力ある産地にしっかりこだわり、産地の木材がそれぞれの地域で愛されるような取り組みを展開いたします。
旅する五木
私たちの暮らす様々な空間(住宅、マンション、オフィス、学校、産業施設等)はまだまだ、木材ではない石油や樹脂系の素材であふれています。そうした様々な空間で、産地で採れた木材が使用される取り組みを展開し、都市部をはじめとする日本各地の人々にその価値を気づいて頂けるよう活動しています。
沿革
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昭和40年 06月
創業者井上光が高山市片野町にて個人創業
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昭和46年
初の公共工事【国指定重要文化財旧田中家】を受注
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昭和50年代
この頃「かに道楽(現・札幌かに本家)」を各地で施工
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昭和55年 11月
有限会社井上工務店に組織変更【資本金1000万円】
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昭和62年
この頃より「和食処サガミ」の店舗工事を手掛ける
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平成4年 01月
株式会社井上工務店に組織変更
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平成7年
初めて完成工事高が5億円を突破【資本金3000万円】
特定建設業許可を取得<全国の建設業許可業者の約9%の信頼の証>
- マンション・公共施設等大型物件の受注ラッシュ -
東部工場団地に製材工場【現・第二製材工場】を建設
平成7年~10年
国指定重要文化財 旧若山家解体移設工事
平成10年 07月
東部工業団地に本社・工場移転、鉄骨工場を建設
岐阜市六条江東に岐阜支店開設平成12年 09月
宅地建物取引業を開始
平成13年
高山市江名子町2715-12に第一製材工場を建設
平成19年 03月
ASJ(アーキテクツスタジオジャパン)飛騨高山店開設
平成20年 03月
ASJ(アーキテクツスタジオジャパン)各務原店開設
㈱井上工務店一級建築士事務所開設
平成22年 07月
製材グループが「ぎふ性能表示材認定工場」の認定を受ける(※岐阜県内取得第2号)
平成27年
飛騨五木株式会社創設
令和元年
WEBメディア 響 hibi-ki 開設
森のわくわくの庭 輪之内店・養老店(現しばふ・よぞら) オープン
令和2年04月
岐阜支店を各務原市那加桐野町に移転
令和3年
響 hibi-ki STORE オープン
KAKAMIGAHARA PARK BRIDG 完成・オープン
令和4年
ぎふ木遊館 フロア運営受託
株式会社森とみずのちから 設立
令和5年
京都府亀岡市内にKIRInoKO 完成・オープン
令和6年
海津市こども未来館キッズ広場 運営受託
井上工務店創業60年を迎える
木材が当たり前にある社会を目指す
~飛騨五木とは?~
私たちは2015年から、20年ビジョンとして〜2035年 木材が当たり前にある社会〜を目指して活動を進めています。その中で、より産地の木材が使われていく社会を目指すべく地域産材のブランド化を進めています。
飛騨五木とは?
飛騨高山で建築資材として使われる5つの木(杉・檜・欅・栗・姫子松)を『飛騨五木』と名付け、「飛騨の匠」と呼ばれる大工集団の技術と共に展開しております。
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ヒノキ
Chamaecyparis obtusa
伊勢神宮や法隆寺などの文化財にも用いられ、日本人とは古来より二千年以上の付き合いがある木です。上品な色艶と香りがあり、構造材、内装に使用します。構造材に使われることが多い -
スギ
Cryptomeria japonica
やわらかく温かみのある材料で、住宅だけでなく桶・樽などの日用品にも幅広く用いられる身近な素材です。現在、日本で最も資源量が豊富です。床や建具に使われることが多い -
ケヤキ
Zelkova serrata
木目に特徴があり格調高く、老舗店舗や相撲部屋などの看板、社寺仏閣に用いられます。乾燥と加工に時間と手間がかかりますが、個性的で表情豊かな材料に仕上がります。上り框に使われることが多い -
クリ
Castanea crenata
実は食用となり、縄文時代から人の手で植えられてきました。腐りにくく耐久性が高いので、家の土台や水回りに使います。線路の枕木にも使われています。土台やカウンターに使われる
ことが多い -
ヒメコマツ
Pinus pentaphylla
アカマツやクロマツに比べてクセが少なく、適度な脂分があり粘り気があります。全国的には珍しく、飛騨地方の家で梁などに使われます。梁に使われることが多い