飛騨高山高校演習林活用プロジェクト


 

 

“地元の高校生が育てた木が、地元の施設に。”
高山市片野町にて建設が進むサービス付き高齢者住宅「みらいえ高山」。

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2階建て、のべ989.19㎡(約300坪)という、木造施設としては高山市内で最大級となるこの「みらいえ高山」を舞台に、とあるプロジェクトが進んでいます。

山高冊子表紙

 

本プロジェクトの目的は、以下の通りとなります。

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飛騨高山高校をはじめとする地域の皆様の手により、地域の森林(演習林)の伐採から、運搬・製材・加工・上棟・完成という“川上から川下まで”の一連の流れを自分達の目で確認していただきます。

そして自分達が育てた木材が地域で活用されていくことの重要性を体感し、地元の木材資源を通じて得られる体験を今後の“地域の在り方”や“自身の関わり方”について学んでいただくことを目的とします。

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山高PJ流れ

 

そう、この「みらいえ高山」には、飛騨高山高校の演習林で代々の生徒により育てあげられた木が使われているのです。

 

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去る、昨年12月11日に高山高校の演習林にて、108年生の桧(ひのき)の大木が伐倒されました。

演習林PJ伐採

※2016年1月23日 読売新聞掲載

 

その後その木は、高山市内の(株)井上工務店へ運ばれ、製材されました。生徒たちは自分達が育てた木が製材され加工される現場を見学。

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その後、乾燥、加工へと進んだこの桧。

「みらいえ高山」において、高齢者デイサービスが行われる“デイルーム”の大黒柱となります。

 

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紅白の布で包まれた大黒柱に感銘を受けつつ、5月20日にはその建て方の見学と建設の体験が行われました。

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改めてこれまでの流れをおさらいし…

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建物の図面を確認。

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天井をささえる梁(はり)材としても、演習林の桧が使用されています。

 

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2階部分では、実際に大工さんの指導のもと、建設の体験も行いました。

 

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自分たちが育てた木が、実際に建物になっていき、さらにそれが地域の人に利用され地域のためになることを見ることで、林業やそれに関わる地域の産業をより魅力的に感じてもらえる機会となれば何よりです。

 

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まずは知ること、触れること。

そういった機会を少しでも多くつくり、未来への橋渡しをしていくことが、我々飛騨五木株式会社の使命でもあります。

 

 

追記

後日、新聞でこの記事を見た「みらいえ高山」の近所にお住いのご老人が現場に来られました。

このプロジェクトにとても感銘を受けたというそのご老人はなんと、過去に飛騨高山高校の演習林で、この桧を育てられた張本人のひとりだとのこと。

100年先の飛騨高山のために、伐採された演習林にはまた植林が予定されています。

 

 

 

飛騨五木(株)

企画営業部 藤原